白河市 鹿島神社

小松寅吉

狛犬の建立時期:明治36年9月 小松寅吉 作

東北のミケランジェロといわれた小松寅吉59歳の時の作品で、飛翔獅子の集大成として作り上げた作品。
台座から大きくはみ出した横長の構図と、尾の中を中空に掘り抜く技法も完成の域に達している。
雲に乗った狛犬は大きさ、彫の深さや緻密さ・力強さ・石組みの巧さなど、寅吉の作品の中では最高傑作ともいわれている。
上から流れた水が中にたまらないように計算されている。

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