小松寅吉
狛犬の建立時期:明治25年 小松寅吉 作 明治25年、小松寅吉は『小松布孝』の襲名を宣言。 川田神社の狛犬は、巨大な石から本体と足元を彫りだすというスタイルで、これまでの狛犬彫刻の常識をくつがえすものとなった。バランスをとるために枝で支えるなど全体のシルエットの美しさにこだわり、自ら奉納した。それはこの地で起こった水害の鎮魂の心が込められていたのかもしれない。